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ゼロ磁場をやさしく知る

ゼロ磁場とは?意味・仕組み・科学で分かっていること

公開日 最終更新日

施設の完成予定:2026年11月中旬(零磁場神殿の完成予定です。上の公開日・最終更新日とは別の日付です)。岩戸入りの受付の開始と料金は、決まり次第お知らせします。

ゼロ磁場とは、反対向きの力が釣り合い、ゼロに見えて満ちている状態を指す言葉で、物理学でいう「磁場が0」とは別の意味で使われます。

通知、ニュース、人の言葉。
ざわめきのなかで、自分の声が聞こえなくなる日があります。

ゼロ磁場は、反対向きの力が釣り合っている状態を指す言葉です。
ここでは、むずかしい言葉を使わずに、やさしくお伝えします。

  • 自然の場所で、磁場が完全に0になるわけではありません。日本の地球の磁場は、およそ4万5千〜5万ナノテスラです。
  • 自然の「動的ゼロ磁場」と、磁石でつくる「静的ゼロ磁場」があります(このサイトでの呼び方です)。
  • 心や体への影響は、まだ科学が測りきれていません。

なぜ、静けさに身を置くのか

ざわめきは、外にだけあるのではありません。

音。光。通知。人の言葉。
そして、自分の中で鳴りつづける「ねばならない」「どう思われるか」。

夜の駅のホームで、通知やニュースや写真の画面が空いっぱいに舞うのを、スーツ姿の人が見上げている絵|ゼロ磁場の解説

その二つに挟まれて、自分の声が、聞こえなくなる。

ここまでは、心の静けさの話です。
零の岩戸の装置の磁場は、別の話です。部屋の中の磁場の数値は、測定・確認中です。

心のざわめきが消える、とは言いません。ただ、静かな場所に身を置いたとき、自分の意識がどう動くのかを、確かめにきてください。

ゼロ磁場を、やさしく言うと

ミロクの郷の考え方ゼロ磁場は、磁場の力がおたがいに打ち消し合って、静かに釣り合っている状態のことです。
空っぽのゼロではなく、満ちたゼロ。そう僕たちは呼んでいます。

ミロクの郷の考え方たとえば、台風の目。
まわりは激しく渦を巻いていても、真ん中だけは、しんと静かです。

青空の下、渦をまく雲の中心に静かな海がのぞき、白い鳥が一羽飛ぶ、台風の目の絵|ゼロ磁場のたとえ

ミロクの郷の考え方二人の力士が、全力で押し合って、ぴたりと止まっている姿も、同じです。
大きな力が釣り合っているから、静けさが生まれます。

超動的静寂。ふたりの力士が手のひらを合わせて全力で押し合い、光をまとってぴたりと止まっている絵。背景は山あいの里と川|ゼロ磁場のたとえ

科学で分かっていること物理でいう「磁場が0」とは、別の意味の言葉です。自然の中で、地球の磁場が完全に消えている場所は見つかっていません。

未科学の領域そこに身を置くと、意識はどう動くのか。それは、まだ科学が測りきれていない領域です。

磁石の数や強さなど、むずかしい話は、別のページにまとめました。
くわしい仕組みを読む

ゼロ磁場を、絵でやさしく知る

ミロクの郷の考え方
  1. 雨にけむる街を、人びとが行き交う絵|ゼロ磁場の紙芝居

    毎日は、見えないざわめきの中

  2. 手のひらにのせた方位磁石の針が、北を指して止まっている絵|ゼロ磁場の紙芝居

    ふるえる針が、すっと北を指す

    ここは、ミロクの受けとめ方です。

  3. 宇宙に浮かぶ地球を、光の線がやさしく包んでいる絵|ゼロ磁場の解説

    足もとの地球は、大きな磁石

  4. 山の岩と流れのそばに、小さな祠が祀られている絵|ゼロ磁場の紙芝居

    昔の人は「何かが違う」と感じた

  5. 向かい合う磁石と、合わさった二つの手の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    押す力と、押し返す力がある

  6. 渦を巻く雲の中心に、静かな青空がのぞいている絵|ゼロ磁場の紙芝居

    釣り合う真ん中は、台風の目のよう

  7. 光のさす清流が静かに満ちている絵|ゼロ磁場の紙芝居

    ゼロは空っぽでなく、満ちた静けさ

  8. 胸の前で合わされた二つの手の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    手を合わせる姿も、釣り合いのかたち

  9. 川がゆるやかに流れ、田んぼと家々が広がる、山あいの里を見おろす絵(兵庫県神崎郡神河町のイメージ)|ゼロ磁場の解説

    神河に、静けさを確かめる郷があります

ざわめきの外の静けさを、確かめにきてください

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最後まで見てくださって、ありがとうございます

まだ分かっていないことも、分けて知る

未科学の領域
  1. 夕暮れの山道で、旅人が手のひらの小さな磁針を見つめている後ろ姿の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    磁気という言葉の前から、針は北を指していた

    見えない力は、名前がつく前から、そこにありました。

  2. 縁側に広げられた、和紙の古地図の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    科学は、いま測れることの地図

    地図は、人が測って、少しずつ描き足してきたものです。

  3. 古地図の端が、朝霧の野原へとつながっていく絵|ゼロ磁場の紙芝居

    地図の外に、まだ測れていない野原がある

    分からない、は、終わりではなく、続きがあるということ。

  4. 山道の分かれ道。閉じた門と、半分ひらいた木戸の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    「ない」と決めない。「まだ分からない」と言う

    「ない」と決めつけず、「まだ分かっていない」と認めています。

  5. 座布団と湯のみだけが置かれた、静かな縁側の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    ミロクの郷は、効果をお約束しません

    病気の治療や、お医者さんの診たてとは、別のところにあります。

  6. 机の上に並んだ、書き込みのある帳面と、白い帳面の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    分かることは分かる。分からないことは分からない

    地球の磁場と生き物の関わりは、研究されています。ゼロ磁場が心や体に及ぼすことは、まだ測りきれていません。

  7. 夜明け前の霧の野原を、灯りを手に進む後ろ姿の絵|ゼロ磁場の紙芝居

    体験した人の言葉は、地図の外を照らす灯り

    同意をいただいた声だけを、そのままの言葉で記録していきます。

  8. 清流のほとりで、石が一つずつ積まれていく絵|ゼロ磁場の紙芝居

    これから測り、記録し、積み上げます

    記録は、あとから来る人と、研究する人への手紙のようなものです。

  9. 朝霧の山あいを、一本の道がのびていく絵|ゼロ磁場の紙芝居

    ご自分の感覚で、確かめにきてください

    測れないものを、笑わず、信じ込まず、そっと見つめつづけます。

地図の外を、一緒に歩きませんか

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最後まで見てくださって、ありがとうございます

科学で分かっていること僕たちの住む地球は、それ自体が大きな磁石です。日本では、どこにいても地球の磁場がおよそ4万5千〜5万ナノテスラ(nT)あり、自然の中で磁場が消えている場所は見つかっていません[2][7]。

未科学の領域それでも、長野の分杭峠をはじめ、「ゼロ磁場」と呼ばれる場所には、昔から多くの人が足を運び、「空氣が違う」「静かになる」と語ってきました。それが何なのか、科学はまだ測りきれていません。このサイトでは、それを、まだ科学の物差しが届いていない領域として扱っています。

ミロクの郷の考え方信じてほしい、とは言いません。どこまでが分かっていて、どこからが未知なのか。その境目を、いっしょに眺めてみてください。

この札の見方

このサイトでは、すべての説明に、確かさの札を付けています。

  • 科学で分かっていること研究や測定で確かめられていること。出典を付けています。
  • 未科学の領域まだ科学が測りきれていないこと。言い伝え、研究の手がかり、体験した人の声。
  • ミロクの郷の考え方僕たちが大切にしている、ものの見方。

ひと目でわかる「ゼロ磁場」

問いゼロ磁場とは?
  1. 方位磁石のN極が北を指すのは、地球が一本の大きな棒磁石のようになっているからです。地球の磁場は宇宙にまで広がり、太陽から吹きつける粒の風をそらしています。命を守る、見えない傘のようなものです。

    本文の「1. 地球は大きな磁石」を読む
  2. 「ゼロ磁場」は、物理学の用語ではありません。ゼロ磁場は「磁場が無い場所」ではなく、「力が釣り合っていると考えられている場所」の呼び名です。

    本文の「2. 「ゼロ磁場」という言葉の意味」を読む
  3. このサイトでは、ゼロ磁場を「動的」と「静的」の二つに分けて呼んでいます。学問で決まった分け方ではなく、違いを分かりやすくするための、僕たちの呼び方です。

    本文の「3. ゼロ磁場には2つある」を読む
    1. 分杭峠は、日本列島を横切る大きな断層「中央構造線」の谷にある峠です。「断層の両側の大地が押し合い、その力が釣り合う場所だからゼロ磁場になる」と語られてきました。

      本文の「動的ゼロ磁場(自然)」を読む
    2. 磁石のN極とS極を、一つずつ交互に並べると、磁石の力は隣どうしで行き来し、並べた面から離れるほど急に弱まります。

      本文の「静的ゼロ磁場(人工)」を読む
  4. この章は、とくに3色の札をはっきり分けます。

    本文の「4. 人と意識とのかかわり」を読む
    1. 静けさ、大きなものへの畏れ(畏敬の念)、瞑想は、心と体をゆるめる方向に働くことが、多くの研究で示されています。

      本文の「科学で分かっていること」を読む
    2. 人の脳が地球の磁場に無意識に反応しているとしたら、磁石の力が釣り合った空間の中で、人は何を感じるのか。それは、まだ誰も確かめていない問いです。

      本文の「未科学の領域」を読む
    3. だから零の岩戸は、何かをしてもらう場所ではありません。力みを置いて、本来の自分に還る場所です。

      本文の「ミロクの郷の考え方」を読む
  5. まだ科学が測りきれていない領域を照らすのは、実際に体験した人の声です。

    本文の「5. 体験者の声」を読む
  6. 零の岩戸は、その釣り合いを、4万を超える磁石で静かにかたちにした空間です。

    本文の「7. まとめ ― だから、零の岩戸」を読む

枝の先の札をタップすると、短い説明が開きます。

先に、三つだけ。

  • 磁場が0になるわけではありません。科学で分かっていること分杭峠でも、測るとふつうの地球の磁場(約4万6千〜4万9千nT)があります[7][8]。
  • 方位磁石がぐるぐる回るわけではありません。科学で分かっていること針がぶれるのは、磁気を帯びた岩のすぐそばなど、ごく近い場所の話です。少し離れれば、ふつうに北を指します[9]。
  • 病気を治療する場所ではありません。ミロクの郷の考え方ゼロ磁場も零の岩戸も、医療や治療のためのものではありません。治療中の方は、どうか主治医の先生とのお約束を大切にしてください。

1.地球は大きな磁石

科学で分かっていること
宇宙に浮かぶ地球と、そのまわりをめぐる磁場の線の絵|ゼロ磁場の解説

方位磁石が北を指すわけ

科学で分かっていること方位磁石のN極が北を指すのは、地球が一本の大きな棒磁石のようになっているからです。北極の側には、磁石としてはS極があります。N極とS極は引き合うので、針のN極は北を向きます[1]。

科学で分かっていることこの磁石の源は、地球の中心近くで、溶けた鉄がゆっくり流れていること。流れが電気を生み、電気が磁場を生む。地球は、いまも自分で磁石をつくり続けている星です[1]。

科学で分かっていること地球の磁場は宇宙にまで広がり、太陽から吹きつける粒の風をそらしています。命を守る、見えない傘のようなものです[3]。

渡り鳥や鮭は、地磁気を感じている

科学で分かっていること生き物たちも、この磁場とともに暮らしています。渡り鳥は、星も空も見えない部屋でも、磁場の向きを変えると、飛び立とうとする向きを変えました[4]。目の中のたんぱく質と光で磁場を感じている、という説が有力です。ただ、まだ研究の途中です[5]。

人の体も、小さな磁場を出している

科学で分かっていること人の体も、ごく小さな磁場を出しています。心臓や脳が動くとき、体の中を流れる小さな電気が磁場を生むからです。その強さは、地球の磁場の何十万分の1、何億分の1。特別な部屋と装置で、ようやく測れるほどです[6]。

2.「ゼロ磁場」という言葉の意味

科学で分かっていることミロクの郷の考え方

言葉の始まりは、1995年の分杭峠

科学で分かっていること「ゼロ磁場」は、物理学の用語ではありません。広まるきっかけは1995年7月2日、中国の氣功家・張志祥(ちょう・しじょう)氏が、長野県の分杭峠を「氣場(きば)」と紹介したことだと、国の資料や地元の記録に残っています[7]。その後、2009年ごろのパワースポットのブームで、全国に知られるようになりました。

科学で分かっていること国の資料も、分杭峠のゼロ磁場については「科学的な判断はともかく」と前置きして、癒しを求めて訪れる人が多いことを記しています。行政が「磁場が無い」と測定・認定した記録は、見つかっていません[7]。

湖をはさんで向かい合う二つの山。ふたつの力が釣り合う場所の絵|ゼロ磁場の解説

反対向きの2つの力が釣り合う状態

未科学の領域では、この言葉には何が込められているのでしょう。よく語られるのは、「N極とS極のように、反対向きの2つの力が真正面から押し合い、ちょうど釣り合っている。だから一見ゼロに見えるけれど、中は大きな力で満ちている」という意味です。

科学で分かっていること「反対向きの力が釣り合うと、外からはゼロに見える」こと自体は、物理でも当たり前のことです。反対向きの磁場は打ち消し合いますし、物の中の小さな磁石(電子)も、多くは向かい合って打ち消し合い、静かに釣り合っています[11]。

物理学の「磁場が0」とは、どう違うのか

科学で分かっていること物理学で「磁場が0」と言えば、磁場がまったく無いことです。でも、ゼロ磁場と呼ばれる場所にも、地球の磁場はあります。ゼロ磁場は「磁場が無い場所」ではなく、「力が釣り合っていると考えられている場所」の呼び名です[7]。

読み方と、零磁場・氣場という呼び名

ゼロ磁場は「ぜろじば」と読みます。漢字で「零磁場」と書くこともあり、もとになった氣功の言葉では「氣場(きば)」と呼ばれました[7]。このサイトの名前「零磁場神殿」の「零」も、ここから来ています。

「未科学」とは ― 非科学との違い

ミロクの郷の考え方このサイトでは、ゼロ磁場を「非科学」ではなく「未科学」と呼んでいます。未科学とは、まだ科学の物差しが届いていない、測りきれていない領域のこと。「分からない」と認めたうえで、確かめる道を開いておく立場です。「効果がある」という意味ではありません。くわしくは、次の記事に書きました。
ゼロ磁場に科学的根拠はあるのかを読む

ミロクの郷の考え方ミロクの郷では、ゼロを「空っぽ」ではなく「満ちた釣り合い」と受け取っています。押し合う力がほどけたあとに残る、深い静けさ。そこに、「零」の字を重ねています。

3.ゼロ磁場には2つある ― 動的と静的

科学で分かっていること未科学の領域

このサイトでは、ゼロ磁場を「動的」と「静的」の二つに分けて呼んでいます。学問で決まった分け方ではなく、違いを分かりやすくするための、僕たちの呼び方です。

動的ゼロ磁場(自然)と静的ゼロ磁場(人工)の違い
動的ゼロ磁場(自然)静的ゼロ磁場(人工)
何が釣り合うのか大地の力、水・風・森磁石のN極とS極
釣り合いのかたち季節や天氣で、ゆらぎ続ける磁石の並べ方で、保たれる
たとえば分杭峠、中央構造線沿いの社寺零の岩戸(ゼロ磁場ドーム)
感じるもの自然の音・光・空氣のまるごと外から切り離された静けさ
秋の山あいで、霧と光の中に立つ人の絵(長野県・分杭峠のイメージ)|ゼロ磁場の解説
緑の光に照らされた零磁場神殿を横から見た完成イメージ。奥に神棚と杉の引き戸、右に銀色の円筒のゼロ磁場ドーム「零の岩戸」
完成イメージ。2026年11月中旬 完成予定。

動的ゼロ磁場(自然)― 分杭峠と中央構造線

未科学の領域分杭峠は、日本列島を横切る大きな断層「中央構造線」の谷にある峠です。「断層の両側の大地が押し合い、その力が釣り合う場所だからゼロ磁場になる」と語られてきました。

科学で分かっていることただし地球科学では、断層の押し合いで地球の磁場が打ち消される仕組みは知られていません。岩に力がかかって磁気がわずかに変わる現象はありますが、大きな地震のときでも、地球の磁場の15万分の1以下と見積もられています[12]。

科学で分かっていること「中央構造線の真上に聖地が並ぶ」とも言われます。けれど専門の博物館が地質図で確かめたところ、はっきり真上にあると言えるのは、伊勢神宮の外宮くらいでした。「中央構造線に沿った地域に、古くから信仰の場が多い」と言うのが正確です[13]。

ミロクの郷の考え方それでも僕たちは、大地がせめぎ合いながら釣り合う場所に、人が祈りの場を築いてきたことに、深い意味を感じています。測れるものと、測れないもの。その両方を大切にしたいのです。

静的ゼロ磁場(人工)― 磁石の並べ方でつくる空間

科学で分かっていること磁石のN極とS極を、一つずつ交互に並べると、磁石の力は隣どうしで行き来し、並べた面から離れるほど急に弱まります。これは、磁石の並べ方のよく知られた性質です[14]。

科学で分かっていることミロクの郷の零の岩戸(ゼロ磁場ドーム)は、この並べ方を、人が横になれる大きさの円筒にしたものです。磁石の強さや数など、数字のくわしい話は、別のページにまとめました。 くわしい仕組みを読む

未科学の領域こうしてつくる空間を「強整磁場」「多極異方向性ゼロ磁場」と呼び、中心を「N極・S極の性質を示さない、エネルギーのたまり場」と呼びます。「エネルギーがたまる」ことは、まだ科学では確かめられていない未科学の領域です。

4.人と意識とのかかわり

科学で分かっていること未科学の領域ミロクの郷の考え方

この章は、とくに3色の札をはっきり分けます。

科学で分かっていること

科学で分かっていること人の体は、磁気にまったく無関係ではありません。地球の磁場と同じ強さの磁場の「向き」だけを変えると、一部の人の脳波(くつろいだときに出るアルファ波)が小さくなった、という研究があります。参加した人は誰も、磁場が変わったことに氣づきませんでした[15]。ただし、ほかの研究チームによる確かめ直しは、まだ報告されていません。

科学で分かっていること地球の磁場を弱めた部屋に人が入る実験は、世界でも数が少なく、変化は小さく、方向もまちまちです。体によい方向の変化は、いまのところ報告されていません[16]。長い時間・長い期間、地球の磁場から離れることは慎重に考える。それが、科学の常識的な読み方です。

科学で分かっていること静けさ、大きなものへの畏れ(畏敬の念)、瞑想は、心と体をゆるめる方向に働くことが、多くの研究で示されています。音楽の合間の2分間の無音で、呼吸や心拍がゆっくりになった研究[17]。瞑想中はくつろぎの脳波が強まる傾向をまとめた研究[18]。高い木立を1分見上げると「小さな自分」の感覚が生まれ、人にやさしくなる研究[19]。

科学で分かっていること場の意味づけや儀式は、体験そのものを変えます。同じ体験でも、どんな氣持ちで、どんな作法で迎えるかで、感じ方が大きく変わることが知られています[20]。

科学で分かっていることと、まだ分からないことを、もっとくわしく読む

未科学の領域 ― 研究の手がかりと、体験者が語る感覚

未科学の領域人の脳が地球の磁場に無意識に反応しているとしたら、磁石の力が釣り合った空間の中で、人は何を感じるのか。それは、まだ誰も確かめていない問いです。ゼロ磁場の中で瞑想が深まることを、直接確かめた研究も見つかっていません。

未科学の領域一方で、零の岩戸に入った人たちは、驚くほど似た言葉を語ります。「光に包まれた」「宇宙に浮かんでいた」「5分が1時間に感じた」「お母さんのお腹の中のようだった」。なぜ似た景色を語る人が多いのか。それも、まだ分かっていません。(※個人の感想です)

ミロクの郷の考え方 ― 空っぽではなく、満ちたゼロ

ミロクの郷の考え方仏教には「空(くう)」という言葉があります。何もないのではなく、すべてを含んで満ちている、という意味で語られてきました。ゼロを「満ちた釣り合い」と見るゼロ磁場の考え方と、よく似た形をしています。

「空とか無の世界って、ゼロだから何にもないって言うんですけど、でもそこの中にしか全てはないっていうね。」

― ミロク

ミロクの郷の考え方心の研究者デヴィッド・R・ホーキンス博士は、押せば押し返される力を「フォース」、何も押さずに自然に満ちてくる力を「パワー」と呼びました。N極とS極の押し合いが、ちょうどほどけたあとに残る静けさ。それは僕たちにとって、「パワー」のたとえです。

朝の光が映る、静かな森の池の絵|ゼロ磁場の解説

ミロクの郷の考え方だから零の岩戸は、何かをしてもらう場所ではありません。力みを置いて、本来の自分に還る場所です。場が人を変えるのではなく、場で手放した人が、自分に還っていく。ミロクの郷は、そう考えています。

5.体験者の声 ― 一次情報

未科学の領域
霧の立つ山の森に、光が差し込む絵|ゼロ磁場の解説

未科学の領域まだ科学が測りきれていない領域を照らすのは、実際に体験した人の声です。ミロクの郷では、体験者の声を「口コミ」ではなく、一次情報として大切に集めています。

ミロクの郷の考え方これから、零の岩戸に入る前と、出たあとに、同じ短い問い(体の感じ・心の静けさ・時間の感じ方・見えたもの)に答えていただく「体験の記録」を始めます。記録が積み重なれば、「何人のうち何人が、時間が短く感じたと答えた」と、数で見えるようになります。その記録は、いつか研究者の方々と手を取り合うときの、未来への種になります(記録は、ご本人の同意をいただいたうえで、お名前を伏せて使います)。

体験者のことば

  • 「光に包まれながら、宇宙に行っちゃいました」
    ― 女性(仮名)2026年10月 ※個人の感想です
  • 「1時間くらいの感じ。でも、本当に5分ですか?」
    ― Aさん(仮名)2026年10月 ※個人の感想です
  • 「お母さんの体内の中って、こんな感じだったかな」
    ― Bさん(仮名)2026年10月 ※個人の感想です
  • 「自分に戻った感じでした」
    ― 体験された方 2026年9月 ※個人の感想です
  • 「思考の先に行けないから、結局、瞑想になっちゃう」
    ― 穴口恵子さん 2026年10月 ※個人の感想です

零の岩戸に入った人の声を、もっと読む

6.よくある誤解

切り株の上の天秤の両側に、金と青の光の玉がのり、釣り合っている絵|ゼロ磁場の解説
  • 磁場は0になりません。ゼロ磁場と呼ばれる場所にも、地球の磁場はあります。
  • 方位磁石は回り続けません。ぶれるのは、磁気を帯びた岩のすぐそばなどだけです。
  • 医療の代わりではありません。治療中の方は、主治医の先生の指示を大切にしてください。

ほかの質問は、よくある質問へ

紫の照明の中に横たわる零の岩戸(完成予想パース)|ゼロ磁場ドーム「零の岩戸」
完成予想パース(2026年11月中旬 完成予定)

7.まとめ ― だから、零の岩戸

ミロクの郷の考え方地球は大きな磁石で、僕たちはその見えない力の中で生まれ、暮らしています。反対向きの力が釣り合うと、外からはゼロに見える。その静けさを、昔の人は大地の中に見つけ、「氣の場」と呼びました。

ミロクの郷の考え方零の岩戸は、その釣り合いを、4万を超える磁石で静かにかたちにした空間です。兵庫県神崎郡神河町のミロクの郷、零磁場神殿 ZERO TEMPLE の中央に、鎮座しています。

ミロクの郷の考え方何かを信じる必要はありません。釣り合いの真ん中に身をあずけ、素に還る時間を、ご自身で確かめてみてください。

ゼロ磁場のよくある質問

ゼロ磁場とは何ですか?

科学で分かっていることミロクの郷の考え方

反対向きの力が釣り合い、ゼロに見えて満ちている状態を指す言葉です。物理学でいう「磁場が0」とは別の意味で使われています。くわしくは「ゼロ磁場とは」のページをご覧ください。

ゼロ磁場では、磁場が本当に0になるのですか?

科学で分かっていること

いいえ。ゼロ磁場と呼ばれる自然の場所でも、地球の磁場は測定されます。ゼロ磁場は「磁場がなくなる場所」ではなく、「力が釣り合っていると考えられている場所」を指す呼び名です。

ゼロ磁場に科学的根拠はありますか?

科学で分かっていること未科学の領域

反対向きの磁場が打ち消し合うことは、物理で分かっています。一方、ゼロ磁場が人の心や体にどう関わるかは、まだ科学が測りきれていない「未科学」の領域です。このサイトでは、分かっていることと分からないことを分けてお伝えしています。

ゼロ磁場に科学的根拠はあるのかを読む

ゼロ磁場で方位磁石はどうなりますか?

科学で分かっていること

自然のゼロ磁場と呼ばれる場所でも地球の磁場はあるため、方位磁石はふつうに北を指します。零の岩戸の中は、磁石の壁に近いと針が大きく動くので、方位磁石やスマートフォンは中に持ち込みません。

分杭峠のゼロ磁場と、何が違いますか?

未科学の領域ミロクの郷の考え方

分杭峠は、大地の力が釣り合うとされる自然の場所で、このサイトでは「動的ゼロ磁場」と呼んでいます。零の岩戸は、磁石のN極とS極を並べて釣り合いを保つ人工の空間で、「静的ゼロ磁場」と呼んでいます。学問で決まった分け方ではなく、このサイトでの呼び方です。

ほかの質問を見る

参考文献

  1. [1]北海道大学 地球惑星科学「地球の磁場」講義資料/名古屋市科学館 展示解説
  2. [2]国土地理院「地磁気測量」「磁気図2015.0年値」/国際標準地球磁場モデル(IGRF)による計算
  3. [3]NOAA 宇宙天気予報センター「地球の磁気圏」
  4. [4]Wiltschko & Wiltschko 1972(Science)を引く総説
  5. [5]Xu ら 2021(Nature)
  6. [6]National Academies「Mathematics and Physics of Emerging Biomedical Imaging」
  7. [7]国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所 地域遺産資料(分杭峠)/水永秀樹「地球に『ゼロ磁場』の場所はありません」
  8. [8]分杭峠の個人による測定記録
  9. [9]青木ヶ原樹海の方位磁針の検証(東洋経済オンライン)
  10. [10]HUN-REN「ショプロン ゼロ磁場研究所」/JAXA 磁気試験設備
  11. [11]佐藤勝昭「磁性超入門」
  12. [12]京都大学リポジトリ(ピエゾ磁気効果の大きさの見積り)
  13. [13]大鹿村中央構造線博物館たより157号(2022年6月)
  14. [14]磁石の交互配列と磁場の閉じ込めの解説(Halbach array ほか)
  15. [15]Wang ら 2019(eNeuro)
  16. [16]Kaspranski, Binhi, Koshel 2025(Life)
  17. [17]Bernardi ら 2006(Heart)
  18. [18]Lomas ら 2015(Neuroscience & Biobehavioral Reviews)
  19. [19]Piff ら 2015(Journal of Personality and Social Psychology)
  20. [20]Miller & Kaptchuk「文脈による癒し」関連
運営
ミロクの郷(運営者についてのページへ)

このページは、医療や健康の効果を説明するものではありません。感じ方には個人差があります。通院・治療中の方は、主治医の先生の指示を大切にしてください。

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